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Interview

臨床工学技士Nさん

臨床工学技士としての専門性を大いに発揮できるフィールドです

先輩に聞いてみましたQuestion

臨床工学技士をめざそうと思ったきっかけを教えてください
元々医療職に就きたいと考えていました。その中でいろいろ調べている内に臨床工学技士という職業に出会いました。オープンキャンパスに行った際に臨床工学技士の紹介動画を見させてもらい、医療機器を通して患者さんの命を守る臨床工学技士の姿を見てかっこいいなと思いました。医療機器を安全に使用できるような技術を身につけたいと思ったのが臨床工学技士になりたいと思ったきっかけです。
当院を就職先に選んだ理由を教えてください
学生の時、実習中にさまざまな業務を見せていただきました。その中でも特に心臓カテーテル手術に惹かれました。数ミリの血管にステントを入れているのをみて衝撃を受けました。自分もカテーテル室でみんなの一員になって患者さんを治療したいという思いが強くなり、臨床工学技士になりたいと思いました。その後、就職活動をしていく中で当院の存在を知りました。内科・外科が緊密な連携を取りながら機動性を活かして検査や治療を行っている点に魅力を感じ、自分もここでチームの一員として働きたいと思いました。
実際に働いてみていかがですか
臨床の現場では、学校で学んだことや教科書に載っていることだけでは通用しない場面にしばしば直面します。例えば心臓外科手術における人工心肺装置の操作では、装置の使用方法や各パラメータの正常値などについては知識があるかもしれませんが、実臨床では1人として同じ病態の患者さんはいないため、症例や場面ごとに臨機応変で適切な対応を行う必要があります。自分の持つ知識や経験だけでは対応することが難しい場面に直面した時、先輩たちからのアドバイスは問題解決の大きな助けとなりました。アドバイスから自分なりに考えをまとめて問題に当たることで、少しずつ最適な対処方法を見出していくことが可能となります。このような場面を乗り越えることで得られた経験は、その後直面する様々なシーンで活かすことができ、自らの力となっています。
先輩のアドバイスが成長の手助けになっているのですね
はい。心臓カテーテル検査や治療の際、臨床工学技士が医師の手技の補助や血管内超音波装置(IVUS)の操作などを行っています。この業務において求められる知識・技術は多岐にわたりますが、臨床工学技士としての専門性を大いに発揮することのできるフィールドでもあります。このような場において、チームの一員として他職種とも協力し合い、小さな改善や工夫を積み重ねながら日々の治療に主体的に参加することにより、患者さんに対してより安全で質の高い医療を提供していくことできているのだと感じます。
入職を考えられている方へメッセージをお願いします
循環器内科・心臓血管外科の両科で臨床工学技士の業務を幅広く経験し、知識・技術を習得することができます。私たちは、より安全で高いレベルの医療を提供するため、各学会への参加・発表や各種資格の取得を積極的に行い、切磋琢磨しながらキャリアアップに努めています。最初は不安なことも多いかもしれませんが、経験豊富な先輩たちをはじめ、他職種のスタッフも親身になってしっかりとサポートしてくれるため、きっと充実した職場生活を送ることができると思います。循環器系の業務に興味のある臨床工学技士のみなさん、私たちと一緒にエキスパートを目指してみましょう。

一日のスケジュールSchedule

午前

8:00
出勤
着替え
8:15
人工心肺回路の組み立て
9:00
患者さん搬入
10:00
心臓外科手術開始
人工心肺操作業務

午後

13:00
患者さん搬出
14:00
昼休憩
16:00
心臓カテーテル業務
17:30
翌日の準備
情報収集
18:30
終業
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