患者さんへ

患者さんへ治験の参加から終了までの流れ審査体制

患者さんへ

現在出回っている薬では治せない病気は世の中にたくさんあり、そういった病気を治す薬を作るために、日々研究がされています。 新しい薬が世の中に出回るためには必ず治験が必要となり、治験を実施するために患者さんへご理解とご協力をお願いしております。

治験の参加から終了までの流れ

事前説明

医師や治験コーディネーターから、治験の内容について詳しい説明を行います。不明な点がありましたら、遠慮なく質問をして、納得がいくまで説明を求めてください。

同意

治験への参加は、患者さんの自由な意思で決定することができます。説明文書をよく読み、不明な点が全て解消され、納得することができましたら同意書へ署名をすることで参加できます。
参加をお断りされたとしても、患者さんに不利益は一切生じません。

参加

治験に参加するためには、年齢や健康状態などいくつかの参加基準が設けられており、基準に合うかどうかの診察・検査を行います。
患者さんの安全性確保や臨床判断の理由でお断りさせていただく場合もあります。

治験薬の使用

治験薬の使用を開始します。医師から説明を受けた使用方法を守って使用してください。使用中は一定の期間ごとに診察・検査を行います。(薬の使用と診察・検査を一定期間繰り返す形となります。)
体調が悪くなったり不安なことがありましたら、いつでも医師や治験コーディネーターにお話ください。

治験・研究・調査等の終了

一定期間治験薬の使用が完了すれば、終了となります。

審査体制

患者さんの人権やプライバシー、安全を守るために、治験の実施前には、外部の治験審査委員会によって厳密な審査が行われています。また、治験以外の調査・研究は倫理委員会によって審査されています。


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