帯状疱疹予防ワクチン（水痘ワクチン）

1. 帯状疱疹とは？

帯状疱疹は、身体の左右どちらか一方の皮膚に赤い発疹と水ぶくれが帯状にできる病気です。症状としてピリピリ・ズキズキとした強い痛みを伴います。数日から長い場合だと数週間続くことがあり、最終的にはかさぶたとなって発疹が無くなっていきますが、痛みだけが残ったり稀に後遺症が残ることもあります。
帯状疱疹にかかると、強い痛みや病変部の外見によって普段の日常生活を送ることが困難となります。

2. 帯状疱疹の原因は？

帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」です。水ぼうそうはほとんどの方が子供の頃にかかる病気で、1週間ほどで治ります。

しかし、実は治ったあとも身体の中にこのウイルスが潜んでおり、普段は免疫力により活動が抑制されているのですが、加齢やストレスによって身体の免疫力が落ちたときにウイルスが暴れだし帯状疱疹として発症します。

帯状疱疹の発症率は50歳を超えると高くなり、約7割の患者さんが50歳以上です。また80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

3. 帯状疱疹を予防するには

帯状疱疹は加齢やストレスによって身体の免疫力が落ちたときに発症します。普段からストレスを溜めないよう心掛け、正しい食生活や十分な睡眠をとり、免疫力を低下させないことが大切です。

また、当院では50歳以上の方を対象としてワクチンの予防接種も行っております。ワクチン接種後は5年間の効果の持続が示されています。詳しくは窓口もしくはお電話でお問い合わせください。

4. 料金

当院までお問い合わせください。